さいたまけんふじみのし埼玉県 ふじみ野市
平成17年10月1日、上福岡市と大井町がひとつになり、新市「ふじみ野市」が誕生しました。
ふじみ野市は、都心から30キロメートル圏内に位置し、東は富士見市、西は川越市、南は三芳町、北は川越市に隣接しています。
武蔵野台地の北部のほぼ平坦な地に位置し、地質は関東ローム層です。北部市境に沿って、 江戸時代から昭和初期にかけて江戸とを結んで栄えた新河岸川舟運の水路・新河岸川が南北に流れています。
気候は、太平洋側気候で、冬季は強い北西の季節風と晴天の日が多く、夏は高温になり、降雨量も比 較的多いのが特徴です。
かつて農村地帯だった「ふじみ野市」は、東洋一といわれた霞ヶ丘団地と上野台団地の建設や誘致による企業の進出を契機に、 昭和30年代半ばから宅地化がすすみ、人口が急増しました。
昭和50年代から、計画的な都市基盤整備を進めるために土地区画整理事業が鶴ケ岡、亀久保、大井・苗間第一、東久保、駒林の各地区でそれぞれ進められました。
平成5年には急行停車駅であるふじみ野駅の開業により、良好な住宅整備が進行し人口も増加しています。また、上福岡駅西口では市街地再開発事業により商業施設や高層住宅が整備され、市の玄関口としてふさわしい街並みが形成されています。
平成20年6月にはこれまでの地下鉄有楽町線に加え、地下鉄副都心線と東武東上線の相互乗り入れが実現したことにより、都心への交通の便が一層よくなりました。
ふじみ野市は、都心から30キロメートルの首都圏に位置しながらも、新河岸川や雑木林など豊かな自然が残り、また、交通の利便性を活かした商品流通業や首都近郊農業などが盛んなまちとして発展を続けています。