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わかやまけんたいじちょう和歌山県 太地町

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くじらと海のエコミュージアム太地

くじらと海のエコミュージアム太地
太地町は紀伊半島南部に位置する人口約3000人の小さな町ですが、日本の古式捕鯨発祥の地として知られています。かつては、町民の大多数が捕鯨や捕鯨関係の仕事に従事し、活況を呈していました。
しかし、捕鯨禁止後は水産業の衰退が著しく、待ちは鯨を中心とした観光に力を入れ、くじらの博物館をはじめ、古式捕鯨時代の施設を整備し町の活性化に努めています。太地町には、くじらの博物館のほか、郷土が生んだ画家、石垣栄太郎氏の絵画を展示した石垣記念館や、落合博満野球記念館など文化施設も充実し、文化の薫り高い町でもあります。

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このまちの魅力このまちの魅力

太地町立くじらの博物館

世界一のスケールを誇るくじらの博物館には、鯨の生態や捕鯨に関する資料などおよそ1,000点に及ぶ貴重なものが展示しており、捕鯨発祥の地として昔から現代までのおよそ400年の歴史を目の当たりにして興味深くひもといていただけます。

石垣記念館

石垣栄太郎氏は1920年から40年代にわたってアメリカ画壇で活躍した太地町出身の画家でありますが、この記念館は、氏の画業を、後生に伝えようと考えた彼の妻であり評論家として知られた石垣綾子女史が、私財を投じて建設し太地町へ寄贈されたものです。

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季節のイベント季節のイベント

春春

4月下旬 / 鯨供養祭

捕鯨発祥の地として「鯨魂の永く鎮まりますよう」という願いを込めたくじら供養碑が、熊野灘を一望する梶取崎園地の一角に建立されています。 毎年、供養碑前で捕鯨OBが主催する「くじら供養祭」が行われます。

5月下旬 / ツール・ド・熊野

国際自転車競技連合が開催するアジアツアーとして、国内外の選手が参加する自転車レースです。太地町では、「太地半島周回コース」として、くじら浜公園を出発・ゴール地点とする全104.3kmのレースが展開されます。

夏夏

7月中旬 / くじらに出会える海水浴場

日本で唯一、くじらと泳げる海水浴場で、毎年好評をいただいております。特設イケス内で2頭の鯨類を公開展示します。1日2回、クジラをイケスから解放し、海水浴を楽しみながら自然に近い状態でクジラを観察していただけます。

8月中旬 / お盆行事(太地浦勇魚祭、盆供養花火大会、柱松)

お盆行事は、夕刻、漁港で古式捕鯨を再現する「太地浦勇魚祭」から始まります。夜になると花火が打ち上げられ、伝統芸能が披露されます。花火がクライマックスに近づく頃、広場では、仏供養のための「柱松」が行われます。

秋秋

11月上旬 / 太地浦くじら祭

特設舞台の上で、郷土芸能が披露や、海産物などの競り、青年会やゲストによるステージなどが行われます(内容は年により異なります)。会場には、地元店や姉妹都市である長野県白馬村等による物販ブースが設置されます。また、漁船で沖合を遊覧するパレードも人気です。

冬冬

2月上旬 / くじら浜公園駅伝大会

2011年に始まった駅伝大会で、県内外から老若男女多くのチームが参加し、汗を流しています。沿道には応援者の方も多く、にぎわいを見せます。会場では、豚汁等が振舞われています。