みやぎけん いわぬまし
宮城県 岩沼市
岩沼市は仙台市の中心部から南へ18㎞のところに位置する街です。千年の昔から「東北を旅する人々は必ず岩沼を通る」とも言われ、江戸時代には東街道、奥州街道、陸前浜街道といった旧街道の宿場町として賑わったと伝えられており、日本三稲荷のひとつと言われる竹駒神社の門前町や岩沼藩3万石の城下町として、さらには阿武隈川を行き交う水運の拠点としても栄える街でした。
現在も国道4号と国道6号、JRの東北本線と常磐線がそれぞれ合流する地点であり、仙台空港や仙台東部道路(常磐自動車道から直結する高速道路)とともに、東北地方の交通の要衝として知られています。また、松尾芭蕉や司馬遼太郎など、「旅の達人」と呼ばれる方々もこの街を訪れ、句や紀行文を記しています。今も昔も人々が集い、行き交う街。岩沼市へようこそ!