ぐんまけん かたしなむら
群馬県 片品村
片品村は、群馬県の北東端に位置し、新潟県、福島県、栃木県の3県に接しています。
尾瀬国立公園をはじめ、澄んだ湖水と原生林の丸沼、菅沼、尾瀬沼、山岳美の上州武尊山、日光白根山、至仏山等々雄大な自然は四季折々の美しさをもち、可憐な植物の宝庫です。
春には、4月下旬から5月上旬に桜が見頃を迎えます。村内で1番有名とも言える桜が花咲針山地区にある「天王桜」です。群馬県の天然記念物にも指定されているオオヤマザクラで、満開時には、ライトアップもされます。また、片品村では、フキノトウやワラビ等の各種山菜も楽しめる時期です。
また夏には、農産物の出荷も最盛期を迎え、高地の寒暖の差を活かした糖度の高い甘く美味しい高原野菜(とまと、とうもろこし、大根等)がたくさん収穫されます。国道120号線の「とうもろこし街道」では、新鮮で香ばしい焼きトウモロコシが販売されます。
秋になると、国道120号線を金精峠に向かう「日本ロマンチック街道」の丸沼が美しい紅葉を見せてくれます。水面を鮮やかに染め、周囲の山々全てが見事な色彩で包まれた様子を見にたくさんの方々が紅葉狩りに訪れます。
冬は、村内5つのスキーエリアがオープンします。標高2,000m級の山々に囲まれているため、雪質は抜群で、小さなお子様から上級者まで楽しむことができます。また、越本地区では、祭りの少ない冬に地域文化の意識を高めようと毎年2月に御神火祭が行われます。観光客の方も楽しめるとても賑やかなお祭りです。
片品村のお水は、尾瀬国立公園や日光国立公園などの2,000m級の山々に囲まれており、その山々へ降った雨や雪は長い時間を経て自然に濾過され、良質な湧水となります。「平成の名水百選」にも選ばれ、観光客の方からも「おいしい」と好評をいただいております。