いしかわけん ななおし
石川県 七尾市
七尾市(ななおし)は、石川県の北部、日本海に突き出た能登半島のほぼ中央に位置する人口約5万人(令和2年国勢調査)の市です。
七尾は、日本海を臨む天然の良港として古代から栄え、能登の政治・経済・文化の中心地として発展してきました。
七尾の名前は、山岳城「七尾城」が築かれていた標高約300mの城山(じょうやま)の尾根(松尾、武尾、梅尾、鶴尾(菊尾)、亀尾、滝尾、虎尾)が由来とされています。この七尾城跡本丸からの景色は、市街地、七尾湾、能登島、奥には能登半島の山並みが重なり合う、美しい自然景観を見渡すことができます。
2011年、七尾市を含む「能登の里山里海」が「世界農業遺産」に、2016年、青柏祭の曳山行事「でか山」が「ユネスコ無形文化文遺産」に登録されました。
七尾市は、豊かな自然と歴史、文化、風土、そしてそこに住む人々の人情に彩られた地域です。